厳正寺について

嚴正寺について

嚴正寺について

嚴正寺

嚴正寺(ごんしょうじ)は、東京都大田区にある浄土真宗本願寺派の寺院です。

当山は1272年(文永9年)、開山 法円(ほうえん)上人 によって創建されました。法円上人は、北条重時の子と伝えられ、当初は「海岸寺(かいがんじ)」という名称で、天台宗の寺院として建立されました。

その後、応永年間(1394年〜1428年)、第六世 了意(りょうい)上人 の時代に浄土真宗へと宗旨を改め、十一世 祐恵(ゆうえ)上人 の時に現在の寺号である「嚴正寺」と改称いたしました。以来、浄土真宗本願寺派の教えを継承しつつ、地域の方々とともに歩んでまいりました。

水止舞(みずどめまい)

水止舞

嚴正寺に伝わる伝統ある舞として、「水止舞(みずどめまい)」があります。

これは、当山第二世 法密(ほうみつ)上人 にまつわる故事に由来するもので、古くは干ばつによる不作を救うため雨乞いを行ったところ、豊かな実りをもたらしたと伝えられています。その後、長雨による影響が続いた際、村人が獅子舞を舞い、法密上人が止雨の祈祷をしたところ、たちまち晴天となったといわれています。

時代が移り、第六世以降は浄土真宗に転宗したため祈祷は行われなくなりましたが、水止舞の奉納は今日まで受け継がれています。この舞は、東京都の無形民俗文化財にも指定されており、地域の伝統文化として大切に保存・伝承されています。

地域とともに

地域とともに

嚴正寺は、教えを伝える場であると同時に、地域の人々が集い、心を寄せ合う場所として親しまれてきました。これからも歴史と伝統を大切にしながら、皆さまの心の拠りどころとなる寺院であり続けたいと願っております。